私たち「ホスケスケアを考える会」ではたくさんの方たちにお世話になりながら、たくさんの勉強会を行って来ました。
ここではその「勉強会のあゆみ」を紹介します。
岡崎ホスピスケアを考える会2000年11月記
1998年度 〜 2007年度の10年間 2008年度 〜 2017年年度 2018年度 〜 2023年度 | |||
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年度 | 内容 | ||
2008年度 | 2008年度「私のたまて箱」を開いてみましょう 5月 7月 9月 10月 2月 2001年度版「私のたまて箱」の「緩和ケア」「意志表示書」「終末期の在宅ケア」「遺言書」を中心に 新しい情報を入手しながら改訂 10月 「いい人生を送るための遺言と相続の話」(石原且也行政書士) 2月 2008年度版「私のたまて箱」完成 2001年度版購入者に改訂ページを配布 | ||
2009年度 | 2009年度「地域の医療を守るために私たちができること 3月 7月 2月 1.医療者と患者の「嬉しかったこと・悲しかったこと」を伝えあった。 2.市民病院 木村院長、小出医師会長、犬塚保健所長、稲垣市議会議と議員 | ||
2010年度 | 2010年度「どんな状況になっても私が私でいられるように」 3月 6月 11月 会員交流会。 医師・ソーシャルワーカー・ケアマネ・看護師・薬剤師・ヘルパー・参加。 尊厳・意思表示・在宅医療について 行政、看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師、市民が同じテーブルにつきそれぞれの立場でできる事 協力する事を確認しあった。 | ||
2011年度 | 2011年度「私の生き方」“いい人生だったね”と言えるように 6月 「認知症の早期発見と予防」岡崎東病院 鈴木院長早期発見 予防・介護その中でもいい人生を過ごすには 10月 「愛知病院 橋本淳緩和ケア部長とのおはなしの会」 11月 「私の生き方」“いい人生だったねと言えるように”をテーマに交流会 | ||
2012年度 | 2012年度 年間テーマ 15周年を迎えて「私たちが大切にしてきたこと」 ◆「交流会」 3月:大震災被害者の黙祷から始め、15年前に病院で「死の準備教育」という題で勉強会を した安江先生の今の暮らしぶりをDVDで観て会員が近況報告をし命について考え語り合った。 6月:「希望ホスピス」 現愛知病院緩和ケア病棟顧問の渡辺先生が、今どんな状況でも だれもが生かされている意味が必ずあるはずだと話された。 患者さんの脇役に徹した生き方をされるホスピス医としての先生の生き方を見たように思う。 11月:「死を在宅で迎えるには」−支援してくれる人たち− 在宅で死を迎えることを選択したとき、支援してくれる専門職の方々が19名集まってくださった。 病院、ホスピス、在宅を選んでも費用はほぼ同額。今後ひとり暮らしの在宅死も 夢ではなくなってきていることを感じた。 まずは主治医を持つことどんなことを助けてほしいかを関わっている人に伝えること。 関わる人はたまて箱に書いてある。 | ||
2013年度 | 2013年度 年間テーマ −「いい人生だったね」と言えるように− ◆ 6月:「認知症の流れと一人暮らし T」 岡崎東病院 柴田睦ソーシャルワーカー 場所:福祉会館視聴覚室 ・早期に治療を始めれば治せるようになってきた。 ・気づいてもらうためには心を話せる友 親族との定期的な交流会や笑いが大切。 ◆ 9月:「尊厳死」をどのように考えるか、尊厳死協会理事 古賀順子さん 場所:カトリック教会 ・「尊厳死の宣言書」不治かつ終末の具体的な内容が少し変わってきたこと 会員が増えて関心が高くなってきたことな現状を話していただいた。 ◆11月:「認知症の流れと一人暮らし U」 岡崎東病院 柴田睦先生 場所:福祉会館視聴覚室 ・認知症と肺炎、糖尿病、免疫低下などとの関連 ・一人暮らしのために「私のたまて箱」の利用法や後見人制度の報告もあった。 |
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2014年度 | 2014年度 年間テーマ −「いい人生だったね」と言えるように− ◆「勉強会」と「交流会」 ◆ 3月:渡辺正医師が愛知病院で6月にできる緩和ケアセンターの説明と、そこに集う患者家族の 「場」の存在意義を話された。在宅での終末医療を心配されました。 ◆6月:在宅で支援してくださる人たち 須田勝久先生(岡崎市鴨田町)須田クリニック院長 ・3人の患者さんを在宅で看取った話をされ、医師 看護師 ケアマネ 薬剤師 ヘルパー 有償ボランティア マッサージ師 理学療法士など あらゆるスタッフとの連携を上手に 利用し、本人の覚悟さえあれば、一人暮らしの最期も在宅で可能であることを教えて頂く。 ・嵐の中往診途中で亡くなった祖父の姿が、先生の在宅医療の原点だったと話される須田先生に 信頼できるお人柄を感じました。 ◆11月:いつまでも美味しくご飯を食べよう 長尾恭史先生 岡崎市民病院言語聴覚士 ・誤嚥が肺炎の原因になること、喉の筋力を鍛える開口訓練頭部挙上訓練等を教えて頂く。 ・試食しながら、喉から食道と気管支にいく映像を見て納得できた温かい勉強会でした。 ◆11月:愛知病院の中庭にできた地域緩和ケアセンターを知って利用してもらおうと10月 11月に 運営委員で勉強し通信に掲載しました。 | ||
2015年度 | 2015年度 年間テーマ −「いい人生だったね」と言えるように− ◆「勉強会」と「交流会」 1月に2015年度活動計画の立案を出し合い、それを基に勉強会をしました。 ◆3月:顧問安江満悟先生を那智勝浦からお迎えし、先生の小さな3つの体験談 「ハチとナナ・鶏肉製造工場・有機農法」から大きなテーマ「人生の最期」に繋げて お話ししていただき、アットホームな総会となった。 ◆6月:「岡崎市の老人福祉施設の現状」岡崎東病院の柴田睦ソーシャルワーカー ・どこにどのくらいあるかを、施設名と対象となる状態を示していただき 見学するときに利用者さんの表情を観察することがいい施設かどうかを見分ける鍵となる。 ・介護が必要になった時いくらかかるか。 ・パンフレットに書かれていない金額がかなり必要となる。 などを用意された資料を基にユーモアあふれた口調で解りやすく説明された。 ◆11月:「在宅で暮らすとは?」岡崎東病院の柴田睦ソーシャルワーカー ・自分の意思を託せる人を決め依頼しておくこと ・優秀なケアマネージャーの選び方、口コミや介護を受けている人からの情報の必要性 ・「私のたまて箱」の上手な使い方を通して在宅で暮らすには 今私たちが何をすべきかを考えさせてくださった。 |
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2016年度 | 2016年度 年間テーマ −「いい人生だったね」と言えるように− ◆「勉強会」と「交流会」 ・1月に2016年度活動計画の立案を出し合い、それを基に勉強会をしました。 3月:「総会と交流」 手術を受けた人、在宅での医療を選択した人など参加者全員が近況報告と分かち合い。 6月:「緩和ケアの役割」橋本淳緩和ケア部長 愛知病院緩和ケアの実情と入院患者さんのその後、ボランティアの役割など質問に応えて。 9月:橋本淳愛知病院緩和ケア部長との交流会に参加 患者、その家族、在宅医療者、看護師、ボランティアなど参加者全員との率直な意見交流。 11月:「死を受け入れてどう生きるか 11」早川勉カトリック岡崎教会司祭 何らかの世界観を持ち何かを信じようとして生きている。 人間は愛を紡ぐ役割を持ち自分の意思で周りを慈しむことを期待されている。 |
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2017年度 | 2017年度 年間テーマ −「いい人生だったね」と言えるように− ◆「勉強会」と「交流会」 ・3月:2016年度総会 会員同士の交流会と渡辺正先生とのおしゃべり ・5月:事前勉強会「岡崎の在宅医療の現状とこれからの方針」 ・6月:「岡崎の在宅医療の現状T-これからの方針-」岡崎市福祉部 長寿課より 齋藤哲也 副課長 杉山直人 前副支部長 岸明信 地域包括ケア推進係長 ・10月:「岡崎市の在宅医療の現状U-お一人さまの在宅医療-」 浪切もり子 葵訪問看護ステーション所長 清水俊子 ほっとハウス愛看護師 ・1月:「次年度計画」の希望と話し合い 交流会 |